こんにちは、うさぎです。今日は女性ならではのアイテム、婦人体温計のおすすめ品を紹介するよ。ちなみに一番のおすすめは、このオムロンMC-652LCという体温計なんだ~。
このページにたどりついた方は、オムロンの婦人体温計mc652lcの購入を迷っている方や、どの基礎体温計を買ったらよいか悩んでいる方が多いかもしれませんね。
そんな方へ向けて、私がオムロンの婦人体温計をおすすめする熱い思いや、実際に購入し使用してみて分かったメリットやデメリットを他社製品と比較しながら説明していきますので、購入の参考にしていただけたら嬉しいです。
また、最初は婦人体温計や基礎体温のこと、計測方法などについて書いているので、それは分かってるよ!って方は、目次から読みたいところに飛んでみてくださいね。
そもそも婦人体温計や基礎体温とは
婦人体温計(基礎体温計)は基礎体温を測定するための体温計です。基礎体温とは、安静状態で測定する体温のことを指します。
例えば、走ると体が熱くなるように、活動すると体温は変化しますよね。このように立ち上がったり何か動くだけでも微妙に体温は変動しますが、そういった要素を排除し、最小限のエネルギーしか消費していないような安静状態での体温のことを基礎体温と言います。
基礎体温はなぜ測るの?
そんな基礎体温は、妊娠を希望している女性が測るものというイメージが強いかもしれませんね。
では、なぜ女性、特に妊娠を希望する女性が基礎体温を測るのでしょうか?その理由は、女性の体温が一定ではなく、排卵サイクルやホルモンの分泌によって上下することにあります。その変動を利用し、妊活をしている方が生理周期や排卵日を予測することが出来るのです。
また、妊娠を希望する時だけではなく、生理不順等の婦人科系の不調があった際にその原因を探ることや、治療の経過を確認していくことなどにも使われます。
婦人体温計は普通の体温計と何が違うの?
普通の体温計で測るだけじゃだめなの?と疑問に思う方もいますよね。私もそう思っていたし、新しく買うのなんて面倒だと思っていました。でも普通の体温計ではだめなんですね。
なぜなら、基礎体温の変化は非常に微妙な温度差なので、36.5度のように小数第一位までしか表示されない普通の温度計では微妙な差異まで捉えきれないため。婦人体温計は36.56度というように小数第二位まで表示されるようになっているのです。
私が基礎体温をつけるようになったきっかけ
うさぎは妊活をしているわけではないのですが、生理不順から婦人科を受診しました。そのときに聞かれたのが「基礎体温つけたことありますか?」ということ。今まで何となくは知っていたけど妊活してる人がつけるやつでしょと自分とは無縁の存在と思っていました。
つけたことはないと伝えたら、「じゃあ次の時にまで基礎体温計を購入してつけてきてください。ドラッグストアなどでも売ってるので」と言われ、測り方や記録の仕方を一通りレクチャーを受けたのでした。
基礎体温の測り方
婦人科で看護師さんから受けた基礎体温の測り方のレクチャーは次の通りでした。
看護師さんのレクチャー内容
①まず婦人体温計を準備する。
- 短い時間で測れる推測タイプと5分ほどで測定する実測タイプの2種類がある。
- 正確な数値が出るため、実測体温計を使用した方がいい。
②朝起きたら起き上がる前に横になった状態で測る。
- 起き上がるだけで体温が上昇してしまうためそのときには測定しない。
- 寝る前に枕元に体温計を置いておくこと。
- なるべく同じ時間帯に測定。±1時間以上ずれたら測定しない。体調不良や飲みすぎた翌日、極端な寝不足(睡眠が4時間以下)だと体温高めになるので測定しない。
③舌の下に差し込み、いざ測定。
- 体温計をつっこむのは舌の裏側の中央にあるスジの左右どちらでもOK。
- 根元の一番奥まで差し込む。
- 体温計は動かないように指で支える。
- 口は閉じたままで開けない、しゃべらない、鼻呼吸。
④基礎体温表に以下の項目を記入
- 日付
- 月経周期
- 症状に合わせた記号(例:生理痛は△とか)
- 体温(点をつなぎグラフ化)
レクチャーを聞いて思ったこと
顔には出さずにふんふんと聞いていましたが、内心では…
えっ?朝の5分って長くない?これが毎朝のように…。表書くのもめんどくせー。書くこと多すぎない?絶対忘れて書かなくなるパターンだわ。
と思っていました。だって、毎朝ギリギリなのに、朝の5分って貴重じゃないですか?記入することも多いのがずぼらな自分にとっては絶対無理だなと思いました。
一方で、身体のことは自分でも心配でした。毎日欠かさず測定することはこの時点で100%諦めてはいましたが、それでもある程度の日数測定して、身体の様子を把握しないとな…とも考えていました。
なんかいい基礎体温計はないものか?
そこで、ずぼらな私が考えたのは「よし、毎日しっかり測定して頑張るぞ!」ということではなく、「楽に測定、記録が出来るなんかいい体温計はないものか?」ということ。我ながら楽をすることしか考えてないな…という発想でした。
「体重計だって、スマホと連動して記録してくれる時代だし、体温計だってそういうのあるでしょ!」と思い、病院からの帰り道にドラッグストアに立ち寄りました。
そこで出会ったのが、今回ご紹介するオムロンMC-652LCでした。直観的にこれがいいなと思ったのですが、他にもいろんな種類があるのでは?ネットで買った方が安いかも?(実際にそうでした)との思いから家に帰ってからじっくり調べてから購入を決めました。
ここからは、他の製品とも比較しながら購入する決め手となったメリットや実際に使ってみて分かった良さをお伝えしていきます。反対に購入を迷ったデメリットや実際に使って不便と感じた点も率直にお伝えしていきます。
オムロンMC-652LCのメリットは6つ
購入してよかったと感じる、自分にとってのメリットは6つあります。そのメリットについて、購入するときにもオムロン以外の候補として考えていたTDK(以前は東芝)やテルモなどの他社の婦人体温計とも比較しながら良さを説明していきたいと思います。
メリット①記録のラクさ
まず、1番大事なのが記録がいかにラクに出来るかです。先にも書いたように体重計だってデータ転送が出来る時代!ということで、データ転送が出来て記録がラクに出来るものを探しました。調べた時点で、データ転送が可能な婦人体温計は「オムロンMC-652LC」、「TDK婦人用電子体温計HT-201」、「WOMAN℃ テルモ女性体温計W525DZ」の3つでした。それぞれと比較しながらオムロンMC-652LCの良さを説明していきます。
オムロンMC-652LCの記録方法
オムロンMC-652LCは、データをスマホに転送できるすぐれものです。iPhoneはBluetooth通信、Androidは、NFC通信というおさいふケータイ等にも使用されている通信方法によって簡単にデータを転送することが出来ます。
連携するアプリは「カラダのキモチ」というもの。体温計を購入するとQRコードもついているので、簡単にダウンロードできます。私の場合はiPhoneだったのでBluetoothをオンにし、アプリをダウンロードし起動、手順に従って体温計をアプリに登録するという流れでした。説明書やアプリの指示に従っていけば登録は簡単に出来ました。
データの転送も本体をケースにしまったときにキャップのランプが点滅するので、その間にアプリのトップページの転送ボタンを押すと、簡単に転送してくれます。また、1日ごとに転送しなければいけないわけではなく、最大40日分のデータが体温計に蓄積できるので、時間の余裕のある休日などにまとめて転送でき、ズボラな私にもぴったりです。データがたまってくると温度計の表示部分に通信マークが点滅するなどして知らせてくれます。
転送したデータは自動でグラフ化されたり、月経も開始日や終了日を入力すれば自動で周期も計算してくれ、グラフにも月経周期を記載してくれます。また、症状や気分などは手動入力にはなりますが、タップするだけでスタンプ入力出来るのでお手軽です。
TDK HT-201の記録方法
同じくスマホアプリと連携しているTDK婦人人用電子体温計HT-201。Android、iPhoneどちらも対応しています。こちらはスマートフォンアプリが複数から選ぶことができ、TDKオリジナルアプリ、楽天キレイドナビ、ルナルナ体温ノート、ペアリズムの4つが対応しており、自分に合ったアプリが選べます。
転送方法は調べても詳しい記載がなかったのですが、ボタンを押してマイク部分にかざすという方法のようで、音?によってデータを送っているのかなと思います。
体温計本体に保存できる検温データは7回分とオムロンと比べると少なめ。1週間分くらいまでならまあ送れるかなとは思うのですが、かなりずぼらな自分はちょっとうっかりしてしまいそう…。
WOMAN℃ テルモ女性体温計W525DZの記録方法
また、テルモの女性体温計W525DZもデータ転送が可能なのですが、こちらはPCへの転送が可能なタイプです。PC専用アプリに最大480日分の記録を送ることが出来ます。ただ、データ送信のためには、PCにUSB接続できるNFCリーダー/ライターをセットするか、NFCリーダー/ライター搭載のPCが必要になりますが、持っている方もそんなに多くないのではないかと思うと、オムロンやTDKなどスマホ連動しているものが便利かなと思います。
ちなみにデータ転送機能のないテルモのW525ZZも480日分のデータを本体に保存し確認できますので、記録の手間がないといえばそうなのですが、病院に持って行ったりグラフで眺めたりしにくいのが難点です。
結論:記録が一番ラクなのはオムロン
オムロンかTDKかというところですが、保存できるデータもオムロンは40日、TDKは7日とオムロンの方が長く、ずぼらな自分にはオムロンが合っているかなと思いました。
メリット②検温時間の短さ
次に選ぶ基準にしたのが、測定時間です。
実測タイプか予測タイプかそれとも…
まず、実測タイプか予測タイプかという問題ですが、最近では実測タイプと予測タイプだけでなく、どちらでも計測可能なタイプも多く出ていて、オムロンMC-652LCもそうです。大体のものが予測検温のアラームが鳴った後も計測し続ければ実測が出来るようになっています。
調べてみると実測と予測では温度に差異があるという口コミもよく目にしました(実際購入後に測ってみたらやはり差異はありました)。やっぱりちゃんと実測で測りたいとなったときにも使えるようにどちらも測定できるハイブリッドタイプにすることにしました。
検温時間が一番短いのは?
さて、そんなハイブリッドタイプのなかでも予測検温がより短ければいいなと考えました。その理由は、朝の貴重な時間を少しでも確保したいということと、寝たまま計測するのでちょっとでも長いと二度寝する心配があることでした。実際に5分の実測では途中で二度寝してしまうこともありました。
予測検温時間が短いメーカーを3つ順番に挙げるとすると、1位がオムロンの10秒、2位がテルモの20秒、3位がTDKの40秒という結果になりました。
結論:予測検温時間はオムロンの10秒が最短
ここでも軍配があがるのがオムロンMC-652LC。他も十分短いですが、10秒ってすごいですよね。
メリット③デザインがおしゃれ
3つめはデザインのおしゃれさ。寝室などのプライベートな空間でしか使うことはないものの、使っていていい気持ちになるおしゃれなものがいいなと個人的には思いました。ここでも軍配はオムロンにあがるのですが、具体的な理由を説明します。
オムロンは一見体温計に見えないおしゃれさ
オムロンMC-652LCは、一見体温計に見えないスマートでスタイリッシュなデザイン。これはあくまで個人的趣味なのですが、ピンクなどのかわいらしい色のガーリーなものが苦手で、日頃から女性向けの家電ってなんでピンクが多いんだろう、白とかなら買うのに…と思うことが多いです。ただ、オムロンMC-652LCはカラーバリエーションも豊富で白や、落ち着いたブラウンなどシンプルなものが好きな人でも気に入る色がそろっています。ピンクもかわいいというよりも落ち着いた大人な雰囲気のする色合いです。私は白を購入。シンプルで、小さく控えめにグリーンでbasal thermometerと書かれています。
TDKも悪くないけど…
TDK婦人人用電子体温計HT-201も落ち着いた色合いとシンプルなかたちが個人的には好みです。ただ、オムロンと比べるとやや劣ります。専用ケースも透明だけどなんか柄がついていて、個人的にはちと微妙でした…。
テルモは個人的に微妙…
また、テルモの婦人体温計はピンク色がやっぱり苦手だなと…。ピンクとかかわいいものが好きという方は気にならないポイントでむしろプラス評価なのだなとは思うのですが。あと仕様上仕方がないとは思うのですが、ボタンや画面に表示される項目も多くごちゃっとして見えるのもマイナスなポイントでした。
結論:おしゃれさもオムロンが断トツ
生活感を感じさせないデザインはオムロンMC-652LCがやはり群を抜いていますね。
メリット④ケースから出すだけで電源がオン
ここからはけっこう細かいメリットになります。オムロンMC-652LCはケースから出すだけで自動で電源が入り、電源ボタンをわざわざ押す手間が少ないのも地味に便利でした。
TDKやテルモなどは電源ボタンを押す手間がどうしても出てきてしまうので、細かいところまでこだわって作られているなと感じます。
メリット⑤アラーム機能は意外な面で便利
アプリで時間や音の大きさを調整することが出来るアラーム機能も意外に便利です。
私は基本的にスマホのアラームで目覚めるので不要な機能だなと思っていたのですが、実はこのアラームは体温計をケースから出すことでストップするため、測ることをリマインドしてくれるという点で便利だと感じました。ぱっと起き上がるとそれだけで体温が変わってしまい測定出来なくなる基礎体温。つい測ることを忘れて起き上がっちゃうときがあるので、そんなときにも測定だよ!とアラームが知らせてくれるのがいいなと思いました。
また、音が鳴るとどこにあるか寝たままでもある場所が探しやすいのもいいと思います。
ちなみにWOMAN℃ テルモ女性体温計W525DZとW525ZZは同じくアラーム機能付き、TDK婦人用電子体温計HT-201は、アラーム機能はありません。
メリット⑥バックライト機能つき
これはそこまで重要ではないのですが、オムロンMC-652LCは表示部分にバックライトが点灯するため朝まだ薄暗いときにも表示が見やすいです。
アラームと同様ですが、WOMAN℃ テルモ女性体温計W525DZとW525ZZは同じくバックライト機能付き、TDK婦人用電子体温計HT-201は、バックライト機能はありません。TDKは機能はシンプルなのだということがわかりますね。
オムロンMC-652LCのデメリットは4つ
ここまでオムロンの魅力を語ってきましたが、すべてが完璧というわけではなく、正直デメリットもあります。購入前に迷った1点と実際に使用してみないとわからない細かな不便な点を3点説明します。オムロンさん改善頑張ってくれたらいいなあ。
デメリット①価格
購入をする前の時点で唯一引っかかったのが価格でした。いろいろなサイトを見てみるとオムロンMC-652LCは、大体2700円台~4000円ぐらいを推移しているようですが、体温計としてはやはり割高ですよね。
価格を一番に重視したい、面倒だけど手書きでもいいという方にはデータ転送機能のないオムロンMC-683LやテルモC531などの1000円台のものがおすすめです。
また、スマホへのデータ転送機能は外せないけど価格も抑えたいという方にはTDKがおすすめ。TDKは2000円ほどなので、価格と記録の楽さのバランスがとれてるなと感じます。ちなみにテルモはデータ転送機能があるものは8000円ほどと手が出ないなあ…という感じでした。
TDKと迷ったのですが、最終的に1000円以内の差なら便利さとおしゃれさをとりたい!と思いオムロンMC-652LCに決めました。
価格が高い分、安く買える方法を探した
そして、デメリットを乗り越えるべく、割高な分出来るだけ一番安いところで買おう!と思いいろいろと調べました。アマゾンだと少し高かったので、結果的に楽天のサンドラッグe-shopでその当時で2700円で購入しました。
2018年8月時点ではやや値上がりしていますが、それでも楽天のなかだと安い方ですね。楽天のサンドラで買う際は3066円以上だと送料無料となるため、他に必要な日用品で安く売っているものを一緒に買い3066円以上にして購入しました。他にはノジマオンラインなども安く売っていることが多いと思います。
時期やお店の状況によって変わってくるとは思うので、出来るだけ損はしたくない!という方はそのときの最安値をいくつかのショップを見て確認するとよいでしょう。また、一見安そうに見えても送料が高く設定されていることもあるので注意して探してみてください。
デメリット②くわえづらい
ここからのデメリットはほんとうに細かいことなんですが、使ってみないとわからないところかなと思います。小さなことではありますが、測定するときにつるんとした素材でくわえづらいということです。これは自分が慣れていないということもあるかもしれないですが、つるんとして滑りやすいので、手でしっかりおさえる必要があります。
ただ説明書でもちゃんと手で支えてねとはなっているので、ただ口でくわえるだけではだめなようですね(ちゃんと説明書見よう)。でも、先ほど説明したように予測検温はわずか10秒。実測検温するときにはずっと手でもつのがだるいなと思いましたが、10秒であればもちこたえられるかなとは思います。
デメリット③ケースにしまいづらい
またまた小さなことなのですが、この体温計ケースに入れるときに前後が決まっていて、間違って入れると入らないのです。こんな感じ。朝の寝ぼけなまこでしまうと間違いやすく、すっとしまえずイラッとするところはあります。データ転送機能などもあり、仕方ないのかなと思うのですが、どっち側からでも入るような仕様だといいなと思います。
デメリット④アプリが見づらい、使いづらい
これは体温計というよりアプリの問題ではありますね。アプリも先ほど説明したように入力はしやすく良い面もあるのですが、もう少し使いやすくなってくれたらなと思うところもあります。
例えば、グラフがかなり細かく、自分がiPhoneSEを使っていることもあり、より小さく見づらいです。老眼の人とかだとかなり見づらいのではと思います。症状があった日には印が出るようになっていますが、何日に症状があったかも見づらいです。
また、病院に持って行く際にプリントアウトをして持って行けると便利だなと思うのですが、それは月額360円の有料のプレミアムプランでないと出来ないのです。これが無料プランでも出来るようになったらいいなと思ってます。
TDKで使用するアプリはどうか?
使用し始めてから有料プランでないとデータ出力が出来ないということに気づいたときに思ったのが、TDK婦人人用電子体温計HT-201なら、もしかしたら出来たのかも!?ということでした。それならそっち買えばよかったかなーということでした。
そこでTDKが対応しているアプリをダウンロードして調べてみました。ただ、4つのアプリのうち、ペアリズムはAndroidのみの対応だったため、調べられたのはTDKオリジナルアプリ、楽天キレイドナビ、ルナルナ体温ノート、の3つです。
TDKオリジナルアプリ
TDKオリジナルアプリはこんな感じ。使用するにはメールアドレス、ユーザー名、パスワードを登録する必要があります。慣れてないのもあるかもしれませんがUIもそんなにおしゃれではなく使いづらいです。基礎体温グラフもより見づらい感じ。データ出力機能はありませんでした。
楽天キレイドナビ
次に楽天キレイドナビです。こちらは楽天会員であってもキレイドナビ会員(無料)にもあらためて登録する必要があります。楽天会員であれば、キレイドナビ会員録はそれほど時間はかかりません。楽天会員でない場合には楽天会員登録とキレイドナビ会員登録(いずれも無料)をしなければなりません。楽天会員ではないという人にとってはちょっと利用するまでにハードルが高いですね。また症状はカレンダーから入力しないといけないなどちょっと使いづらいですし、グラフには症状等が反映されません。データについてはルナルナと同じくグラフ画像をダウンロードすることが可能ですが、シンプルに体温のみの表示となるため症状等は反映されません。
ルナルナ体温ノート
最後にルナルナ体温ノート。UIもやわらかくかわいらしいデザインです。ルナルナIDを作成すると機種変更をしてもデータを引き継ぐことが出来ますが、IDを作成しなくても使用することが出来ます。グラフはカラダのキモチと同じくらいの細かさで、ちょっと見づらい。どのアプリでもこんなものなのかな。
直観的に操作はしやすいですが、カラダのキモチと比べて記入する際に選べる症状は少ないです。ただおりものについては、量、質、色と細かく入力が出来ます。またルナルナは無料でデータ出力が可能で、画像として出力されます。グラフも60日分か120日分か、いつからの分かなどを選ぶことが出来るのも便利だなと思いました。ただ症状については体調欄にチェックマークがつくだけで何の症状なのかがわかりづらいので病院に持って行くときにも何の症状かは書き込む必要がありそう。
ちなみにTDKの体温計を私が使うとすると、ルナルナ体温ノートを選びます。一番使いやすいですし、画像データを出力してからグラフをみながら症状の項目だけ何があったかを記載していく方法で使うと効率よく使えそうです。
結局「カラダのキモチ」の方がTDK対応アプリよりは使いやすいかも
TDK対応アプリを調べてみたところ、ルナルナ体温ノートと楽天キレイドナビは画像データでの出力は可能でしたが、細かい症状の出力は難しかったです。
その点、オムロン対応のアプリである「カラダのキモチ」ならグラフに症状やメモを6個まで表示することが出来るので、どんな症状が出たのかがグラフと一緒に把握しやすいです。こうやって比べるとカラダのキモチも不便さはありますが、記録のしやすさやグラフ、カレンダーなどの見やすさは他のアプリと比べてもいいのかなと思います。
また、シンプルに体温を把握するのであればルナルナや楽天キレイドナビでもいいかなとは思いますが、私の場合は不調で婦人科に通院するようになったこともあり、症状もきちんと記載できるということが重要なポイントでした。
グラフをスクショするのもあり?
そして、他のアプリで画像出力が出来るというのを見ていて思いついたのがスクリーンショットを撮ったものをプリントアウトすることでした。いままでは通院の日に記録していたものをざーっと手書きで表に写していましたが、スクショでもいいかもと思いました。また次回病院に持って行ってみようかなと思います。
デメリットはあるけどそれでもおすすめ
このように価格やアプリの仕様などから、細かな使い勝手の面などの小さなモノまで、私が実際に購入し使用したなかで感じたことをお伝えしました。
それでも他の製品と比較してみても現状では一番おすすめだなと思います。また、今後の改良も期待したいですね。特にアプリのグラフ出力については他のアプリでも無料で出来ることですし、無料プランでもデータ出力できるようになったらもっと便利になって使いたい人も増えるのではないかと思います。
まとめ
ここまでに登場した製品と説明を表にまとめるとこうなります(※2018年8月時点の情報です)。
メーカー | オムロン | TDK | テルモ | テルモ | オムロン | テルモ |
型番 | MC-652LC | HT-201 | W525DZ | W525ZZ | MC-683L | C531 |
記録のラクさ | ◎(スマホ) | ◎(スマホ) | ○(PC) | ○(本体) | ×(手書き) | ×(手書き) |
予測検温時間 | ◎(10秒) | △(40秒) | ○(20秒) | ○(20秒) | ◎(10秒) | ○(20秒) |
デザイン | ◎ | ○ | △ | △ | △ | △ |
アラーム機能 | ○ | × | ○ | ○ | × | × |
バックライト | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
価格 | △ オープン価格 3000円前後 | ◎ ? 2000円前後 | × 希望小売価格 7714円 | × 希望小売価格 5431円 | ○ オープン価格 2000円前後 | × 希望小売価格 3078円 |
おすすめ購入先 | ①楽天 ②ノジマ | ①Amazon ②楽天
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一番におすすめしたいのはやはり、オムロンMC-652LCという結果になりました。次点はTDKのHT-201。アプリはルナルナ体温ノートがおすすめです。
最後まで読んでくれてありがとう!価格も変動すると思うので、購入するならどこで買うのがいいか見比べてみるのをおすすめするよ。
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